my cognition

書きたいことを書きます。

情報処理技術者試験への取り組みについて書こうとしたが、よく考えたら何もしてなかったので思い出話を綴った。

インフラ勉強会でキャリアや資格の話が出ていたので、ちょっと書きたくなりました。 で、書いてるとですます調だと大変なことに気が付きましたので、たまにはである調で書くのもいいかな、ということで、以下はである調なので注意いただきたい。

tl;dr

  • "勉強する"だと長続きしない
  • 落ちても仕方ない。運も実力の内
  • とりあえず、まずは受ける

試験の来歴

毎回履歴書に書いたりするのに原本探したりしていたので、ここに記すことで忘備にもなる気がする。()内は受験回数。

勉強の仕方

これを言うと本末転倒かもしれないが、基本的にやらない。興味を持ったものについて、とことん調べる。以下、思い出をつづるので、興味がある人は読んでほしい。

基本情報技術者試験平成23年度春季試験)

 

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https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_h23_tokubetsushiken.html

思い出深い。私が情報処理技術者試験を初めて受け、合格したのは平成23年度の特別試験。東北地方太平洋沖地震の起きた年だ。

(これは余談だが、IPAのリンクをたどることで、ウェブデザインの変遷を見るのは面白いとともに、Cool URIの原則を守っている素晴らしいサイトであることに気が付く。)

とはいえ、合格証に書かれる号は「第FE-2011-04」から始まるものであり、特別試験になった形跡は合格日が8月という点以外に見当たらない。なんにせよ、大学の学部生の時にこれは受かった。

はっきり言って、勉強はしていない。前日に図書館で問題集を借りて1時間見た程度だ。というのも、母校の九州工業大学では、それだけ十分なカリキュラムを学部で学べるからだ。

応用情報技術者試験平成23年度秋期試験)

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情報処理推進機構:情報処理技術者試験:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2011、平成23年)

実はあまり思い出がない。これも、母校のカリキュラムのおかげである。一応、小手先の試験勉強は2日実施したはず、、、ラボで何かやっていた気がする。

セキュリティスペシャリスト試験(平成25年度春期試験)

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IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2013、平成25年)

個人的には、セキュリティに主眼を置いているが、実際のネットワーク設計、アプリケーション実装の知識がものをいう試験だと感じた。午前共通で計算機基礎の知識は確認しているので、実務レベルの話をしているのだと感じる。

で、実務に携わってなかった私がなぜ受かったかというと、この1年前ごろからは勉強会に参加して、様々な企業のネットワーク構成を見て、要件を読み、楽しんで理解していたからだ。

企業ネットワークというのは面白いところで、伝統的な制約をどう抜けるかとか、どこが単一障害点になるかとか、検討することが多いらしい。というのも、ネットワークは止まってはいけない、その割には、更改には物理的な作業、論理的な作業、双方で高度な技術が要求され、技術的負債を返しづらいからだ。

そんなこんなを(リソースはなかったため実験はできなかったが)、自分なりの理解に落とし込んで、絵を書いてみたりしてた結果、問題分の要求事項が理解できたと言える、かな。

ネットワークスペシャリスト試験(平成28年度春期試験)

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IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2016、平成28年)

超思い出深い。というのも、午後2の問1の試験の題材がSTUNだったからだ。この、私のプレイしていたウルトラストリートファイター4で使用されてるマッチングに使用されていたプロトコルだったため、完全に理解したチート状態で試験に臨めたというのがある。

(余談だが、"STUN ウル4"で検索すると、私のブログがトップで引っかかる。懐かしいものである。)

当然、この問題を選んだ。しかし、今見返すと、問2はIPsecの標準的な問題だったので、簡単だったかもしれない。ともあれ、上記の巡りあわせがあり、受かることができた。


大事なこと

FE、AP、SCについては、いわゆる普段の行いだ。

NWは、運だ。

双方とも、受けなければ合格できなかったのは確かだ。

次受けるのは多分エンベデッド(書けない)だが、受かれるように努力したい。IoTがバズワード化してる気がして久しいが、そういった組み込み系のお気持ちを少しでもわかるようになれば、何とかなるだろう。そして、試験問題を見る限りは、母校で学んだ内容とも被っているので、そこまで苦労しないと予想できる。