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DNSの「ALIAS」の仕様と、OSSの実装状況の確認

「ALIAS」の本来の仕様

AWSのドキュメント: エイリアスレコードと非エイリアスレコードの選択 - Amazon Route 53

ALIASレコードとは、Amazon Route 53で実装された、あるドメインとタイプのレコード問い合わせが行われた際に、ある固定値でなく、決められた規則に従ったデータを返却できるレコードである。

仕様としては以上のようなものだが、もっぱら、Apex DomainでCNAMEを使えない、もしくは、Aレコードを移譲したいが、TXTレコードなどの別のタイプは自NSで管理したい場合などに、ALIASが使いたいというケースが大半という認識である。

ALIASレコードは、Amazon Route 53の独自実装であり、RFCなどに定義されたものではない。

OSSの実装状況

後述のリストは、Wikipediaから何となく知ってるDNSを引っ張ってきたもの。

Comparison of DNS server software - Wikipedia

BIND

無さそう。

CoreDNS

プラグインがありそう。

https://coredns.io/explugins/alias/

Knot DNS

無さそう。

https://www.knot-dns.cz/docs/3.3/html/search.html?q=alias

NSD

無さそう。

https://nsd.docs.nlnetlabs.nl/en/latest/search.html?q=ALIAS&check_keywords=yes&area=default

PowerDNS

A/AAAA を返す。

Using ALIAS records — PowerDNS Authoritative Server documentation

Unbound

無さそう。

https://github.com/opnsense/core/issues/3260

https://unbound.docs.nlnetlabs.nl/en/latest/search.html?q=alias&check_keywords=yes&area=default